飯塚市の灯塚まつりで灯籠1万8千個を設置らしいので写真撮りに行こうとりゅーくん拉致、初お披露目のご当地バーガーも限定100個だから食せねば。その後に、遠賀川流域の古墳が一挙公開(10カ所)という情報を仕入れ、地図上にプロットしてみる・・・ラリー風に楽しめそうやん!ニヤリ。そーいえば、週末オープンな道の駅「おおとう桜街道」にも行ってみようと、例のごとく詰め込み過ぎな案内メールを3日前に送付(笑)
より大きな地図で 遠賀川流域古墳ラリー を表示
見事な秋晴れの空に集まったカブ大好きな面々、メイトですけど何か?ここぞって時に無理な日程調整ができる信頼関係を築いているのがお達者の証(という事にしとこう♪) 職場の同僚&家族に感謝!
最初に訪れたのが若宮市の竹原古墳、国指定の装飾古墳で顔料に漆(うるし)を使っている為、近年描いたようにハッキリと輪郭を保った状態だ。世界的には膠(にかわ[ゼラチン])が一般的だが、多湿な日本では保存が困難らしい。
※二重扉の更にガラス越しに鑑賞。最前室は撮影禁止ゆえ、後室から超望遠(発光禁止)でこれが限界
※この同時公開企画は、石室内と外気の温度差が一番少ないとの理由から春と秋の年2回公開
若宮から直方に向かう途中、お祭りの看板があったので多賀神社に立ち寄ってみる。まだ10時前とあって露店はやってませんが、女学生達が演奏の練習をしてました。本番はお昼からとのこと…残念!
古墳2つ目は直方市の水町遺跡群(古墳と遺跡の違いって?)、ガイドさんの熱い解説を聞きながら見聞を深めます。全体で70基ほどあるそうで、圧倒的な数で遠賀流域No1の規模を誇ります。古代の墓ですけど中に入って観察、レプリカの頭蓋骨がリアル!本物の出土品も特別展示されてました。
3つ目は福智町の伊方古墳、気さくなガイドさんは昔は今より盛り土が高くて、周りは炭住が沢山あって、草滑りとか石室で遊んでたと。石室の中は天井も高く広い堅牢な作りで秘密基地にピッタリ!子供には格好の遊び場所だったんだろうな。
4つ目は田川市の夏吉古墳、最大規模の複室横穴式石室で全長12m,幅2.8m,天井高2.88m!とにかくビッグで女学生もびっくり、気分はジョーンズ教授なのである。高い天井ではコウモリくんが爆睡中、間近で見ると意外にかわいい♪
本日オープンな大任町の「おおとう桜街道」は大渋滞!カブの機動力を活かして難なく到着。丁度、12時を過ぎた所で昼食ドキ、入店すら待たされる始末。ちゃちゃっと弁当+甘酒まんじゅうを買って撤収!ピザボくん、なんでここにおるん?そっちこそw
5つ目は道の駅近くの健徳寺古墳、公園の東屋で野外ランチ♪カブ談義に花を咲かせて、楽しくご当地グルメを頂きます。ここはガイドさん不在、石室の天井石が無いので上から覗き込めます。整備され過ぎて趣がないですけどね。
6つ目は川崎町の戸山原古墳、爽やかなガイドさんの説明に聞き入る勉強熱心なお達者の面々。野外に発掘調査時の様子をパネル展示してあり、力学的な実証実験から6世紀にも土木専業の集団がいたと推測されるとの事。だから千五百年を経ても崩れない訳ね。
7つ目は桂川町の王塚古墳、国内の装飾古墳では最多5色の文様は・・・暗くて見えない。天井を支える補強の鉄柱が邪魔&実際に色褪せてるみたい?写真撮影禁止なのでビデオで採光、やっぱり何だかわからない。隣は古墳の形した資料館(有料)で、今夜からの秋祭り準備で賑やかでした♪
8つ目は飯塚市の小正西古墳、特徴として1つの墳丘に2つの石室があり、1つが未盗掘だったのでお宝があったそうな。今は完全に公園整備されて趣が皆無ですが・・・
この真横に池があり、一面びっしり薄い紫色の花が咲いてます。後で調べてわかりましたがホテイソウの花です。金魚の水草って花が咲くんですね?デングリ氏が空を指さして叫んでる方向を見ると虹雲(彩雲)が!こっちは一瞬でしたが綺麗でした。その隣でDAXさんがムカゴを生で食べてたけどw
お腹も空いてきたので灯塚まつりにダッシュ!100個限定のご当地バーガーを食べないとラリーは終われません。ガラスの小瓶にロウソクを入れた灯籠が沢山並び、ボタ山を背にしたコスモスが綺麗でした。
全て飯塚市内で作られた拘りの素材を、シンプルな味付けで楽しむオーガニックな「飯づ嘉もんバーガー」、40分並んで無事ゲット!この内容で500円は納得でしょう。すっかり暗くなった河川敷で美味しく頂きました♪
ここからはりゅーくんと2人残って写真撮影、ゆらゆら揺れる灯りを収めました♪
和太鼓をBGMにキャンドルナイト!家族連れやカップルが楽しまれてましたよ♪
今日のオミヤは竹原古墳を模した犬鳴焼の置物、魔除けとして玄関に置きました。